Anthurium arisaemoides

Anthurium属(アンスリウム属)は、中米~南米にかけて分布するサトイモ科の1属です。約600種ほどの大所帯で、チランジアに近い種類数が記載されています。
​園芸店などで花を観賞するために栽培されたものをよく目にします。葉っぱに特徴があり観葉植物としても扱われておりますが、流通する種類はそこまで多くなく、どちらかといえばマニアックなジャンルです。

葉の様子

Anthurium arisaemoidesはエクアドル~ペルーの標高300m~2000mにかけて分布するアンスリウム属の一種です。
自然界では木の幹などを這い登りながら1.5mほどに成長するようです。
​種小名の~moidesというのは、「~に似ている」という意味で、種小名のarisaemoidesは「アリサエマに似ている」という意味になり、左の画像のようにこの種の深い切れ込みが入った葉がテンナンショウ属に似ていることを指しています。
​※Arisaemaは、日本にも分布しているマムシグサやムサシアブミ、テンナンショウなどを擁する属です。

全体像
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新芽
新芽

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全体像
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□2021年12月19日
開花したわけではないのですが、かっこいい新芽を展開してくれていたので写真を撮ってみました。
ちなみに、花はサトイモ科の特徴である肉穂花序と仏炎苞からなるのですが、花を観賞するアンスリウムと比較すると仏炎苞は地味な薄緑色をしているようです。

葉は大きく切れ込みが入り、3枚に分かれているように見えます。表面には光沢があり、凸凹しているのでまるでワニ革のようです。
その妖しい雰囲気を表現するためにややローキーで撮ってみました。
​カッコよくてお気に入りのサトイモです。開花したら追って更新したいと思います。